「第 13 回 ASEAN 日本人商工会議所連合会( FJCCIA )と ASEAN 事務総長対話」に出席(7/7)
ASEAN日本人商工会議所連合会(FJCCIA)とジェトロは7月7日、ASEAN日本政府代表部の千葉明特命全権大使、東アジア・アセアン経済研究センター (ERIA)の西村英俊事務総長の参加を得て、リム・ジョクホイASEAN事務総長とオンライン上で対話し、フィリピン日本人商工会議所の松永会頭、中村調査委員長、事務局が参加した。
本対話は2年振り13回目の開催であり、新型コロナからの経済復興に関してASEANに進出する日系経済界から、ASEAN包括的復興枠組み(ACRF)の実行を後押しする提言書を発表した。
FJCCIAの井上聡一議長(ベトナム日本商工会議所会頭)から、リム・ジョクホイASEAN事務総長に対して、ACRFが目指す「地域のすべての人に恩恵をもたらすような、持続可能かつ広範な復興」というアイデアに賛同を示したうえで、1.ASEAN域内市場とより広範な経済統合の潜在性最大化、2.包括的なデジタル・トランスフォーメーション、3.より持続可能で強靭な未来、の3点を提言した。
松永会頭は、1.ニューノーマル下での貿易円滑化に関し、手続きの簡素化による一層のFTA 支援・促進への期待、2.RCEP における、制度運用後の地域横断的フィードバック手段としての事務局機能の充実、について発言した。
リム事務総長をはじめASEAN事務局のメンバーから、ASEAN事務局の取組みなどのコメントがあり、問題意識として概ね共有できていることが確認できた。
ASEAN事務総長への要望・提案(サマリー)
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