会頭挨拶

我々が活動するフィリピンは旺盛な個人消費に支えられ、今年も6%程度の高い経済成長が予想されております。中間選挙を終えたマルコス政権は内閣改造を宣言、主要閣僚の留任や新閣僚が発表される中、中間選挙での国民の不満や政策実現に待ったなしを掛け、残りの任期を全うしようと懸命に動かれております。国民の関心でもあるインフレの抑制、雇用創出、企業にとっての優先事項であるインフラ整備の推進など、さらなる経済成長の後押しに向け積極的に取り組んでいく事を期待しております。

世界経済に目を転じますと、その不確実性は否応なくも高まっております。ウクライナ問題や中東での紛争、トランプ関税など、国際貿易全般に大きな影響を及ぼす事象が多々存在しております。
こうした中、4月末に石破首相がフィリピンを訪れられ、マルコス大統領との日比首脳会談を行われました。この会議では、安全保障や経済、防災分野までの多岐に渡る議論が交わされ、マルコス大統領は、日比関係を「黄金時代にある」と表現するなど、今後の両国関係は一層強固になるものと期待する次第です。

フィリピン日本商工会議所は、会員の皆様がフィリピンでの事業活動において日々感じている問題や悩みについて、皆様の生の声に耳を傾け、在フィリピン日本国大使館、セブおよびミンダナオの日本人商工会議所の皆様、本邦政府機関の皆様、ならびに、主要国商工会議所や産業団体と緊密に連携しながら、フィリピン政府関係者との対話を重ね、事業環境の改善を促して行くことを第一のミッションとしております。

来年は日比国交正常化70周年という節目の年を迎えるにあたり、当商工会議所として皆様の当地での事業活動の一層の発展に向け、その一助となれるよう引き続き努力して参りますので、皆様からも忌憚のないご意見、ご相談をお待ちしております。皆様からの変わらぬご支援を心よりお願い申し上げます。

2025年5月 フィリピン日本商工会議所 会頭 野村 一洋

 

歴代会頭一覧

第35代 2025年 5月~ 野村 一洋 アジア・大洋州三井物産マニラ支店
第34代 2024年 4月~ 石川 治孝 三菱商事マニラ支店
第33代 2023年 4月~ 下田 茂 丸紅フィリピン
第32代 2022年 4月~ 嶋田 慎一郎 アジア・大洋州三井物産マニラ支店
第31代 2019年 4月~ 松永 啓一 三菱商事マニラ支店
第30代 2018年 4月~ 多胡 直人 丸紅フィリピン
第29代 2017年 4月~ 白石 浩 フィリピン住友商事
第28代 2015年 1月~ 天野 善夫 三菱商事マニラ支店
第27代 2014年 4月~ 冨野 哲夫 アジア・大洋州三井物産マニラ支店
第26代 2012年 4月~ 石神 高 丸紅フィリピン
第25代 2010年 9月~ 一木 伸也 三菱商事マニラ支店
第24代 2009年 4月~ 有光 泰彦 アジア・大洋州三井物産マニラ支店
第23代 2007年 4月~ 稲見 俊文 三菱商事マニラ支店
第22代 2006年 4月~ 池 信介 フィリピン住友商事
第21代 2003年 4月~ 川口 隆吉 丸紅フィリピン
第20代 2000年 5月~ 亀山 将一 三井物産マニラ支店
第19代 2000年 4月~ 今城 進 RCBC(三和銀行)
第18代 1999年 4月~ 玉置 雅治 日商岩井
第17代 1997年 4月~ 島岡 忠臣 伊藤忠商事マニラ支店
第16代 1995年12月~ 浅井壮一郎 ユニオン味の素
第15代 1993年 6月~ 宮川 克己 三井物産マニラ支店
第14代 1992年 6月~ 徳永 康之 フィリピン・シンター・コーポレション
第13代 1991年 4月~ 村田 等 プレシジョン・エレクトロニクス(松下電器)
第12代 1987年12月~ 鈴木 信二 三菱商事マニラ支店
第11代 1986年 4月~ 近藤 正弘 伊藤忠商事マニラ支店
第10代 1984年 4月~ 今井 正明 プレシジョン・エレクトロニクス(松下電器)
第 9代 1982年 4月~ 堀部 昌昭 伊藤忠商事マニラ支店
第 8代 1981年 4月~ 安部 好郎 三井物産マニラ支店
第 7代 1980年 4月~ 亀岬 達也 三菱商事マニラ支店
第 6代 1979年11月~ 東 忠 日綿実業
第 5代 1979年 7月~ 斎田 敏幸 伊藤忠商事マニラ支店
第 4代 1979年 4月~ 服部 誠 三菱商事マニラ支店
第 3代 1977年 4月~ 石井 利夫 三井物産マニラ支店
第 2代 1976年 4月~ 野口 能敏 東京銀行マニラ支店
第 1代 1973年11月~ 中邑松太郎 三井物産マニラ支店