「フィリピン経営セミナー」を開催
フィリピン日本人商工会議所は7日、8日の2日間にわたり、野村総合研究所シンガポール マニラ支店の協力のもと、「フィリピン経営セミナー」を開催。両日とも会員企業等約100名が参加した。
7日は、フィリピン人ローカルリーダーを対象に開催。株式会社野村総合研究所 上席コンサルタントの松田真一氏を講師に迎え、トップが交代しても企業が継続的に成長するための体制づくりの必要性について、経営継承を機に「衰退する企業」と「代々成長を重ねる企業」の違いはどこにあるのかをデータ分析等を踏まえて解説。その後、携帯端末等からその場で回答できるオンライン形式のアンケートシステムを活用し、「持続的成長に向けたハイパフォーマンス経営チームの作り方」をテーマに、双方向のワークショップを実施した。
8日は、日本人経営者を対象に開催。松田氏の解説に加え、マニラ支店長の高岡真紀子氏から「経営の現地化に向けたポイント」について、フィリピン人経営陣をどう育てるか、どう経営「チーム」を開発するか、日本人駐在員の役割は、という3つの視点から解説いただいた。
講演する松田氏
携帯端末からアンケート回答や質問を入力する参加者
日本人経営者向けセミナーの会場の様子