九州経済国際化推進機構ミッション団との意見交換を実施(7/18)
フィリピン日本人商工会議所は7月18日、フィリピンを訪問した九州経済国際化推進機構(一般社団法人九州経済連合会、九州経済産業局)の九州・フィリピン経済交流ミッション団とマカティ市内で意見交換を行った。
九州経済国際化推進機構からは、麻生泰団長(一般社団法人九州経済連合会会長)、塩田康一顧問(九州経済産業局長)をはじめ39名が出席、フィリピン日本人商工会議所からは、松永会頭(三菱商事マニラ支店長)、藤井副会頭(CEZIA名誉会長)、中川財務理事(みずほ銀行マニラ支店長)、森山総務理事(アジア・大洋州三井物産マニラ支店長)が出席した。
冒頭、麻生団長は、「堅調な経済成長を続けているフィリピンにおいて、一昨日(16日)、BOI(フィリピン投資委員会)とMOUを締結した。これを機に、フィリピンとの交流をさらに深め、ビジネスチャンスの拡大に努めていきたい」と述べるとともに、「先輩たちが築いてきた日本に対する信頼と日本ブランドいう基盤があり、さらに今はアジアが安定的な成長を続け、その恩恵を日本が受けているという、とても「良い時代」である。しばらく成長が見込めるアジアにおいて、九州から積極的に実績を作っていきたい」との挨拶があった。
松永会頭は、「ドゥテルテ政権は歴代政権に決して見られなかったスピ-ド感と力強さで政策を推進している一方で、フィリピンの投資環境が改善するか否かの試金石となる重要法案の審議が継続している。引き続き、大使館等との連携のもと、ビジネス環境整備・改善に向けて積極的に活動を展開していく」と述べるとともに、「BOIとの間で覚書を締結され、今後もフィリピンとの友好関係の深化、経済交流の促進に取り組まれることは、当地の日本人商工会議所として大変心強い限りである。今後とも九州の皆様とも連携させていただきながら取り組んでいければと思う」との挨拶があった。
その後、藤井副会頭より、フィリピンの経済・社会情勢等についてブリーフィングを行い、活発な意見交換が行われた。
麻生団長(右)と懇談する松永会頭(左から2人目)、中川財務理事(左から3人目)、森山総務理事(左)
ミッション団の皆様と記念撮影