2019年度会員総会を開催(5/22)
フィリピン日本人商工会議所は5月22日、マカティ市内で2019年度会員総会を開催。来賓や会員企業など、約250名が出席した。
冒頭、羽田大使、セブ日本人商工会議所の高坂会頭、ミンダナオ日本人商工会議所の三宅会頭から、来賓挨拶を頂戴した。
羽田大使は、令和の時代を迎えた日本とフィリピンとの現状について触れられるとともに、「黄金時代を迎えている日比関係を、商工会議所の会員企業の皆様とともに、より強固なものとしていきたい」とのお言葉をいただいた。
高坂会頭からは、セブ地域の現状や商工会議所活動についてご紹介いただいたのち、「米中間貿易摩擦をはじめとする世界で起こる事象、あるいは、フィリピン国内で検討が進む税制改革等の重要政策を踏まえながら、より良い方向に向かうようしっかりと活動していきたい」とのご挨拶があった。
三宅会頭からは、ミンダナオ地域の治安を含めた現状や商工会議所活動についてご紹介いただいたのち、「ダバオに進出している日系企業はまだ少ないものの、訪問や問合せが急増しており、それに伴うオフィスビルやホテルの建設等が進んでいる。6月にはダバオ投資カンファレンスを開催予定であり、関心のある企業には是非ご参加いただきたい」との呼びかけがあった。
挨拶に立ったフィリピン日本人商工会議所の松永会頭は、「フィリピンにおけるビジネス環境の整備や投資環境の改善を促すべく、大使館をはじめ、関係機関と緊密に連携しつつ、税制改革や外資規制など、直面する課題に対して積極的にフィリピン政府に提言していく」「商工会議所の活動の源泉は会員企業であり、“会員に寄り添う商工会議所”として、部会・委員会活動をはじめ、積極的に活動を展開していく」との決意を述べた。
総会では、2018年度事業報告(案)、2019年度事業計画(案)、2018年度決算(案)および2019年度予算(案)等が審議され、承認された。
また、総会に引き続いて行われた記念講演では、羽田大使より「『黄金時代』を迎えた最近の日比関係」をテーマにご講演いただいた。
その後に開催した会員懇親パーティーには、320名を超える会員企業の皆様にご参加いただき、会員企業間の交流促進が図られた。
来賓挨拶をされる羽田大使
来賓挨拶をされるセブ日本人商工会議所・高坂会頭
来賓挨拶をされるミンダナオ日本人商工会議所・三宅会頭
挨拶する松永会頭
羽田大使と2019年度四役(壇上左から、松永会頭、森山総務理事、藤井副会頭、羽田大使、多胡副会頭、中川財務理事)
会員総会の様子
講演される羽田大使
講演終了後に羽田大使にプラークを贈呈する松永会頭
会員懇親パーティーの様子
会員懇親パーティーの様子
会員懇親パーティーの様子
会員懇親パーティーの様子