2019年新年祝賀会を開催

 フィリピン日本人商工会議所は1月16日、在フィリピン日本国大使館、マニラ日本人会との共催により、大使公邸にて「2019年新年祝賀会」を開催。政府系機関関係者や商工会議所、日本人会の会員ら約500名が出席し、賀詞を交換した。
 冒頭、挨拶した羽田大使は、日本へのフィリピン人観光客の増加や比日にルーツをもつスポーツ選手の活躍、入管法改正による新たな在留資格の追加、ダバオ総領事館の開設、バンサモロ基本法に伴う住民投票などの動きについて触れつつ、「2019年も日比関係のさらなる発展・強化に向けて取り組んでいく」と述べた。
 続いて、フィリピン日本人商工会議所の多胡会頭が挨拶。2018年のフィリピン経済・社会の動きを振り返りつつ、「2019年は、5月の中間選挙を挟み、中長期的にフィリピンの投資環境が改善するかどうかの試金石となる法案審議が進む。特に、小売業種の最低資本金の減額、公共サービスの外資規制の緩和、輸出産業を保護した法人税改革といった重要案件に対しては、大使館、関係機関の皆様と連携して取り組んでいきたい」と述べた。
 その後、羽田大使、多胡会頭、マニラ日本人会の清水会長が鏡開きを行い、清水会長の発声により高らかに乾杯した。


挨拶する羽田大使


挨拶する多胡会頭


鏡開きをする羽田大使、清水会長、多胡会頭(左から)


会場の様子


会場の様子