6月20日~21日にダバオ投資カンファレンスを開催【ダバオ市商工会議所(ミンダナオ日本人商工会議所協力)】

 ダバオ市商工会議所は6月20日~21日、ダバオ市で「ダバオ投資カンファレンス」を開催する。
 当日は、ドゥテルテ大統領をはじめ、ドミンゲス財務相、ロペス貿易産業相などフィリピン政府の経済閣僚、サラ・ドゥテルテ・ダバオ市長や地場大手資本幹部等が多数登壇するほか、中国、日本、米国、EU等の政府や民間企業による講演も予定されている。
 フィリピン南部のミンダナオ島南東部に位置するダバオ地域の人口は全国の約5%に当たる525万人で、2018年の実質GDP成長率は8.6%と、全国平均の6.2%を上回る勢いで発展している。一人当たり名目GDPも15万5,657ペソ(1ペソは約2.14円)と、全国平均(16万3,475ペソ)を若干下回る程度である。実質GDPの約半分はサービス業が支えているが、現政権が推進するインフラ整備計画の影響もあり、建設業の比重が徐々に高まってきている。フィリピン統計庁によると、2018年のダバオ地域における投資認可額は前年比51.6%増の203億4,420万ペソで、うち海外からの投資認可額は前年比85.3%増の12億7,470万ペソと伸びている。
 ダバオ地域はバナナやドリアン、コーヒー、カカオ等の生産地であり、農産加工分野の投資が期待されている。また、ダバオ市はIT技術を使ったアウトソーシングビジネスの拠点として国際的に評価されているほか、美しい自然を活かした観光・レジャー産業、豊富な労働力と低廉なコストを活かした軽工業の投資も優遇される。

・「ダバオ投資会議2019」の詳細、参加方法:こちら(ミンダナオ日本人商工会議所HP)をご参照ください。
※お申込先はダバオ市商工会議所になりますが、日本語でのお問い合わせは、ミンダナオ日本人商工会議所までご連絡ください。